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1954年生まれ。1984年から週刊住宅情報の記者となり、99年に「誠実な家を買え」を大村書店から出版。以後、「妻と夫のマンション学」(週刊住宅新聞社)、「儲かるリフォーム」(小学館)、「知らなきゃ損する!21世紀マンションの新常識」(講談社刊)など著書多数。TBSテレビ「がっちりアカデミー!!」にソントク先生の一人として出演するほか、「毎日新聞」で住宅コラムを連載中。
「週刊ダイヤモンド」でも定期的に住宅記事を執筆している。
オフィシャルサイトhttp://www.sakurai-yukio.com


「弊社の分譲マンションの中で印象に残っているマンションはどちらでしょうか?」
「まずは2008年に分譲された〈グランツオーベル南平台〉ですね。エントランスホールとコリドーと呼ばれる通路を融合させた空間づくりは、実に素晴しいと思いました。その後、都心でも大阪でも、この設計を参考にしたマンションが非常に多く登場しました。〈グランツオーベル南平台〉が、先駆けといってもよいでしょう」
「〈グランツオーベル南平台〉は、一般的には狭く創りがちな通路の幅を広くとり、その一角にラウンジやサロンを組み込み、住まいの顔にふさわしいデザインに仕立てました。渋谷区南平台という土地の個性や、ここに暮らす人を考えながら、既成概念を壊してプランニングしました」
「もうひとつ挙げるとすると、〈桜堤庭園フェイシア〉。中庭のケヤキをはじめとする既存樹を活かしたランドスケープデザインは見事でしたね。あの樹々の緑の迫力は既存樹でないと最初から享受することは出来ないですよね」
「〈桜堤庭園フェイシア〉では、土地の記憶を継承するというコンセプトをもとに、樹齢数十年のソメイヨシノやケヤキを中心に約130本もの既存樹を活かしたランドスケープとしました。春には見事な桜吹雪が見られ、きっとお住まいの方々も毎年楽しみにしているのではないでしょうか?」
「そうそう、中庭といえばここ〈コロンブスシティ〉。子どもが安心して遊べる場所が少なくなっている今、住まいから子どもを見守ることが でき、幼稚園児より下の年齢くらいの子たちが、子どもだけで遊べるこの中庭は非常に価値が高いですよね。これは資産価値では計ることができない価値を備えていると言っていいでしょう」
「〈コロンブスシティ〉のコンセプトについては、近隣の方に話を聞いたり、プロジェクト担当者、外部ブレーンの方々と共に、丁寧に練り上げていきました。結果、家族との時間を第一に考える家族、子どもを受験勉強に追い立てるより、のびのびと外で遊ばせたい家族を思い描いたのです。そこからこの中庭が誕生しました」
「ここは、いつ訪れても子どもたちが遊んでいて活気がある。きっと思わず遊びたくなるワクワク感があるのでしょうね」
「いつまでも楽しく遊べる場所となるように、色彩鮮やかな遊具を選びました。子どもの年齢に応じ、チャレンジ精神や感性が豊かになるようにと、ボーネルンド社の遊具を選定したことが、この活気を導いているひとつの理由だと思います」
「中庭のほかも体育館やキッズルームを作るなど、住む人のコミュニティ形成まで考えている。楽しく、幸せな住まいづくりが得意な会社だと思います。これまでに挙げた3つのマンションは、どれをとってもそれぞれに個性があります。その土地の個性を見極め、画一的ではない住まいづくりを大切にしていますよね。 その土地の個性を見極め、画一的ではない住まいづくりを大切にしていますよね」